2015年の1月の中旬頃から本格的に外注サイトを使い始めました。
オウンドメディア構築塾が始まり、外注化の必要性が増したからです。
2月9日の今日までにおよそ10万円のお金を使って外注さんに仕事を依頼してきました。
ちなみに僕が外注さんにお仕事を依頼するのは全て、集客用orアフィリエイト用の記事コンテンツの作成です。
そんな僕が選んだ外注サイトは、クラウドワークス(Crowd Works)とランサーズ(Lancers)でした。
この2つのサイトはどちらも有名で登録者数も多いからすぐに良いライターさんが見つかるということ口コミが多かったからです。
アフィリエイト用の記事作成のほかにも、ブログ開設やロゴデザイン作成、システム開発やウェブコーディングなど様々なお仕事の依頼が可能です。
募集欄を見ていると「こんなことまで外注化できるのか!」と多くの発見があります。
さて、そんな僕が外注サイトを使った感想や体験談を記事にしてみますね。
その前に簡単に外注サイトの使い方をご紹介しますのでこれから外注される方は参考にしてみて下さいね。
(知ってるという方は読み飛ばしてください。汗)
すぐ出来る!外注サイトの基本的な使い方
僕も最初知らないことだらけだったのですが、使い始めて2、3回仕事の依頼をするとすぐに慣れます。
管理画面がちょっと分かりづらいし、何となく怖いなと思って躊躇してても何も始まりません。思い切って1歩踏み出してみると意外にすぐ慣れます。
まずは会員登録をしましょう。必要事項を入力して登録が完了したら、いよいよお仕事の依頼を発注します。
以下、外注サイトでのお仕事の依頼の仕方など基本的な使い方を書いていきます。
使い方は簡単5ステップ
ステップ1 依頼するカテゴリを決める
今回募集するお仕事の種類は何か?記事作成なのかシステム開発なのか、アプリ作成なのか、デザインなのか。自分がお願いしたい依頼のカテゴリを決めます。
ステップ2 依頼の形式を決める
コンペ形式かタスク形式かプロジェクト形式かを選びます。
初心者の人にとっては「?」なところかと思いますが、アフィリエイトの記事を外注するのであればプロジェクト形式を選べば間違いないかと思います。
ロゴやデザインなどはコンペ形式にして、一番気に入ったものを採用する形態が好まれるようです。
一方で、無料ブログの開設や1度きりの簡単なライティングなどはタスク形式で依頼する人が多いようです。一度に頼む量が多い場合などはプロジェクト形式にします。
ステップ3 お仕事の詳細を記入する
ここが一番時間がかかります。簡単たった3分なんて書いてあったりしますが、最初は30分くらいかかりました。
というのも、ここを簡単に済ませると後でとんでもない記事が納品されるということを口コミで見たからです。なので、しっかりと受注者の気持ちになって、今後出てくるであろう疑問点を最初に払拭してあげる必要があります。
具体的に記事ライティングの場合、文字の語尾の語調であったり、指定するキーワードであったり、参考にすべきサイト、1記事に含めるキーワードの数など指定してあげると記事が書きやすいと思います。
結果、納品されてくる記事の質は全然違うものになるはずです。
ここで、1つポイントがあって、クラウドワークスとランサーズで入力画面が違うんです。
クラウドワークスは・・・

このように仕事の詳細画面が一覧になっているのでローカルで書いた依頼文をそのままコピペできます。
つまり、1度外注さんに発注した依頼文を再度自分でリライトして指定キーワードを変えるなどして再発注できます。
なので外注2回目以降のスピードが断然速くなります。これは本当に助かります。1回きちっとした依頼文を作っておけば次回以降楽になりますので最初だけ気合入れて依頼文を丁寧に作ることをおすすめします。
一方でランサーズは・・・

このように、入力画面に区切りがあるので、ちょっとやっかいです。個別にコピペして入力していけば良いだけですけど、ちょっと面倒。
さて、ライターさんを募集するにあたって必要だと思う情報を僕なりにまとめてみましたのでちょっと参考にしてみて下さい。
●募集のタイトル
例)お肌の悩み・美容に関する記事を10記事(各1500文字以上)
●指定したいキーワード
(場合によっては記事タイトル指定でも良いと思います。)
●記事の構成について
より良い記事を頂くために、リード文⇒ボディ(本文)⇒クロージング(まとめ)の流れで記事の執筆をお願いするようにしています。
また、小見出しを作って記事にメリハリをつけてもらうように依頼文にその旨書いておきます。
●文章の語調や語尾
どうゆう文章を求めているのか?専門家風なのか、日記調なのか。です、ます調が一般的ですけどサイトの種類によってはもっとフランクな言い回しの方がしっくり来たりすることもあります。
●参考にしてほしいサイト
この参考サイトを丁寧に提供できるかが記事の質を決めると言っても過言ではないかもしれません。
受注する側からしたら、募集の文章を見てクライアント(発注者)が何を考えているかを判断する訳です。その判断材料は多く出してあげた方がライターさんは仕事しやすいはずです。
●仕事量と報酬の詳細
募集のタイトルである程度仕事量は伝わると思います。その上で、報酬の詳細も細かく書いておくと良いです。
具体的には僕はこのように記載してます。
10記事(各1500文字以上)で5000円(税別)、仲介手数料は報酬に込みますが消費税は別途お支払いします。
こうすることで後々のトラブルを防げると思ってます。
●禁止事項・注意点など
他のサイトからのコピペは禁止ですと書いておきましょう。まだコピペ記事を納品してくる人がいるみたいなので、書いておくことで抑止します。
万が一コピペ記事の納品がされると、修正依頼を出したり、注意したりと無駄な時間がとられます。
また、「文章の構成が論理的におかしい場合は修正して頂くことがあります。」と一言添えておくとこちらも募集の際に文章に自信がない人が応募してこなくなるメリットがあります。
ただ、応募の絶対数が減る可能性があるので記載には慎重な判断が必要です。
ステップ4 予算決めをする
ステップ3まで来たらあとはもうすぐ。基本僕はプロジェクト形式をとってますので、応募してくる外注さんからの「提案」を待つことになります。
その際に、こちらの予算を見せておく必要があるわけです。
ただ、僕の場合、基本的には依頼文に具体的な希望金額を記載しておくようにしてます。
なので、予算設定はあくまで補足程度にしかとらえてません。
例えば、上記の例で、1,500文字以上10記事で5,000円(税別)で依頼しようとする場合、ランサーズだと予算設定が5千円~5万円となるかと思います。そうした場合、中には10,000円で提案してくる人もいらっしゃいます。
その場合、その人のスキルなどに応じて判断する必要があるかと思いますが、こちらの予算的に10,000円は出せないと思えばお断りすればよいんです。
「ご提案頂きましてありがとうございます。今回の記事作成依頼に関しては予算を5,000円(税別)で考えています。ですので、大変残念ですが他の方にお願いすることにしました。」
たったこれだけです。
なので、予算決めはそこまで深く考えなくても大丈夫かと思います。
【失敗談】以前1度間違って、予算を5万円~10万円に設定していた時がありました。その時、800文字以上10記事で3000円(税別)で依頼したかったのに、50,000の見積もりが届いたことがありました。その時はしっかり自分の非を認め丁重にお断りしました。
ステップ5 オプションで募集を目立たせる
ステップ5と書きましたが、なるべくお金を掛けたくない性質なので、オプションは一度も使ったことがないです。
使えば提案数が多く集まるので予算に余裕がある人は検討してみると良いと思います。
ただ、僕は基本スルーしてます。
ということで、ステップ5まで終わったらあとは依頼を登録するだけ。受注者が決まるまでは基本お金をかけずに出来ます。依頼の登録料も無料です。
これで、受注者が決まり契約内容にお互いが合意すると、仲介業者である外注サイト側が報酬の仮押さえ(エスクロー)をしてお仕事開始です。
いかがですか?
意外に簡単ではないでしょうか?慣れれば本当に簡単3分で仕事の発注が出来るようになります。
個人的にはクラウドワークスの方が質の良い提案がくる感じがして好きで使ってます。あと、ランサーズでは納品記事の文字化けが多くて少し印象が良くない。
その点クラウドワークスは納品記事の文字化けもないし、提案数も多く、依頼文のコピペも楽なので最近よく使ってます。
会員登録無料!クラウドワークス
クラウドソーシング「ランサーズ」
参考になれば幸いです。
以下、僕が外注を実践していく中で気づいたこと感じたことをまとめておきます。あわせて参考にしてみて下さいね。
たっつんの外注実践記 ~外注を成功させるには○○が大事~

次に、外注さんを使わせてもらうようになって「気づいたこと、感じたこと」がいくつかありますのでまとめてみます。
外注さんには2タイプいる
外注さんの中には「楽したい」というタイプと「良い仕事したい」と考えてる2タイプがいると思います。
前者の「楽したい」と思ってるタイプの人が書く記事は面白くないし、ダラダラしてて分かりづらいことが多いです。
中には論理崩壊してる記事を納品してくる人もいます。そういった時は迷わず修正依頼!!!・・・と言いたいところですが、なんだか気が引けて修正依頼出せてません。自分でリライトして使ってます。
ただ、やっぱりお金を払ってお仕事をお願いしている訳なので、これからはやんわりと修正依頼をしていくようにします。
そして後者の「良い仕事がしたい」と思ってるタイプの外注さんの記事はもう一目瞭然です。
指定したキーワードで検索するユーザーの気持ちを汲んでしっかりと答えになる記事を書いてくれます。また、簡潔で分かりやすく間延びしないので情報量が必然的に多くなります。
このような外注さんに出会える確率は10~15%くらいの感覚値ですね。10人に1人くらい。僕も1人すごく良いライターさんに巡り合えて本当に幸せです。
その方とは末永くお仕事をしていけたらと思います。後の人はおそらくほとんどが1度きりのお付き合いになると思います。
そして、僕が1カ月で10万円の外注費を使ってみて強く感じたのが外注さんとのコミュニケーションの大切さです。
外注を成功させるためには外注さんとのコミュニケーションが大事!
そこで痛感したのが外注さんとのコミュニケーションの大切さです。僕が巡り合えたその1人の優秀なライターさんも最初はとりわけ普通の外注さんでした。評価は高いけど実績がそんなにあるわけではないとう。
ですが、最初の記事の納品があった時に、感謝をお伝えして、記事の内容についてのレビューをして返信しました。
すると、ちゃんと記事を読んでくれたということに喜んでくれたのです。
それ以降、毎回記事が納品される都度コメントを添えて返信するようにしました。
「ここの部分の言い回しが良いですね。」「この言葉を使っていただいてありがとうございます。」「記事の質が上がってきてますね。」
コミュニケーションが重なっていくごとにお互いの仕事のモチベーションも上がるし、楽しくなってきました。その外注さんも喜んでくれて、僕も良い記事が頂ける。双方がハッピーになるわけです。
あまりにも素晴らしい記事だったので、最終的に追加で報酬のお支払いをさせていただきました。それぐらい安いとさえ思えました。
このように外注さんとコミュニケーションを取ることの重要性を肌で感じました。
結局はインターネットを使ってるけど人と人との関わり合いなんですね。
アフィリエイトなどのネットビジネスをしてるとどうしてもPCという画面を通じてのやり取りになるので人が見えなくなりがち。
でも結局は人と人なんですね。そんなことを考えさせられました。
そして、最後にコピペ記事の納品についてです。コピペチェックしないと知らずに大変なことになることがあるんです。
コピペチェックツールは絶対必要だって感じた身の毛もよだつ話
コンテンツ記事の外注をするなら必須です。今はGoogle先生の技術が進み、コピペ記事が厳しく監視されるようになっています。万が一コピペ記事を自分のWEBサイトにアップしてしまうとパンダアップデートというアルゴリズムによってコンテンツペナルティを受けてしまいます。
このパンダアップデートによって低品質なコンテンツと言うペナルティが課されるとサイトの検索順位が大きく下げられてしまいます。
外注さんからの納品記事が万が一コピペされたもので、知らずにアップロードしてしまうと・・・。身の毛もよだちますね。しっかりと更新しているロングレンジサイト用の記事だったらなおのこと・・・。
なので、絶対にコピペチェックツールは必須だと思います。コピペチェック用のツールって結構出回ってるみたいですけど、ほとんどが月額制を取ってますね。必要経費だけどお金を掛けたくない僕は色々探してました。
そしたら、買い切り制(一度お金を払えばずっと使える)ツールを発見。その名も「コピペチェックExpressⅡ」。月額制で3000円とか5000円のツールが多かった中で買い切り制は安く感じました。しかもなんと1万円切ってます。9800円。安すぎ。
コピペチェックExpressⅡはチェック結果を「○△×」で教えてくれます。問題なければ○、コピペ記事には×、そのどちらでもないグレーの記事に△が付きます。
精度が高すぎて、これぐらい大丈夫じゃないの?っていう記事ですら『△』がついちゃいます。今まで×っていうのは1回だけでしたが△は何度かあります。それぐらい厳密にチェックしてくれてると思うと安心。
あと、チェックの早さも魅力です。1500文字以上の記事10本のコピペチェックが15~20分で終わります。どうやらこれって相当早いらしいです。
>>コピペチェックExpressⅡの詳細はコチラ (追記:2016年2月13日現在、ツールのメンテナンスで使用を中止してます。)
今は、コピペチェックExpressⅡが使えず、仕方がないので、2016年からは年額課金制(年6000円税抜き)のコピペリンを使っています。
買い切りじゃないんですが、その分精度は抜群です。その点、チェック項目が複数あり、分かり易さには欠けます。
出来れば、○×△ぐらいのわかり易さは欲しいですよね。
それでも、慣れてくれば気になりませんし、何より、万が一ユルユルのコピペチェックで、Google先生に目を付けられてペナルティを食らうよりずっとマシですから。
そういう点で、やっぱりコピペチェックって侮れません。この砦がしっかりしてるかどうかで、今後のサイト運営の明暗が分かれるといっても過言ではありませんから。
ということで、これから外注化を考えてる人は参考にしてみて下さいね。
>>記事・文章コピペチェックツール「コピペリン」詳細はコチラ
今では毎日のようにフル稼働してます。精度が高いのでちょっとした文字の類似も見つけ出してくれます。
まとめ
いかがでしたか。
外注サイトを使えばアフィリエイトが加速する!なんて言われますが、なかなか踏み込めない人も多いのではないでしょうか?
ただ、一歩踏み出し一度仕事の依頼をしてみて下さい。意外に簡単なことに驚くはずです。
もし外注初心者で得使い方が分からないということであれば僕に相談して下さい。相談くらいだったら乗れると思います。
僕が1カ月外注サイトを使ってみて感じたのは、外注さんとのやり取りって楽しいな!っていうこと。人と人とのコミュニケーションて良いですよね。
まだすぐに外注化の成果が出るとは思えませんが、お金を使って時間を買うというのを如実に体験しています。
これが上手く軌道に乗れば自分の作業時間を減らして稼ぎを増やすことに直結するのでアフィリエイトは間違いなく加速すると思います。
特に副業でアフィリエイトされてる方は検討してみる価値あると思います。
忙しくて時間取れないならお金を使って誰かに書いてもらうことでサイト作成が出来ますからね。
外注サイトをある程度使いこなせるスキルが身に付いた今、なんだかレベルアップした気分です。あなたもアフィリエイト記事の外注化始めてみませんか?
2018年1月30日追記
今僕は、オウンドメディア構築塾で2つ目のメディアを構築中です。
このメディアをライフワークにするつもりです。
外注さんには頼まずにしっかりと構築していこうと思います。
その中である程度ノウハウが溜まってきたら、重要な核である理念で差別化したメディア構築の手法を元に再度外注化も検討しています。
その時に、どのような業務を外注さんに頼むのか、日々考えながら作業を進めていこうと思います。
実は、オウンドメディア構築塾は今後いつでも入塾が出来るようになり間口が広がりました。
今でも多くの仲間がいますが、また仲間が増えると思うと楽しみです。
もし、今後オウンドメディア構築塾の勉強会や懇親会などでお会いすることがありましたらよろしくお願いします!